皆様こんにちは。PC-Fixsです。

今回はキーボードが全く効かないAsus TUF DASH F15 FX517ZE (FX517Z)をお預かりしました。

確認したところ、キーボードが全く効かないというわけではなく、
どうやらF7キーの接触が悪く、ずっと連続して入力されている様子。おそらくこれが原因で、他のキーの操作を受け付けない状態になっていると考えられます。

キーボードはボタンの裏側で、すべての回路がシート状に一体となっているため、キーボードの全交換が必要となります。
ところでノートパソコンのキーボード、皆さんはどのようにつけられているかご存じでしょうか？

1つ目は爪タイプ。表面に爪でカパッとはまっているタイプです。少し昔のパソコンやLenovo、hp製ノートパソコンに多い印象があります。
2つ目はねじ止めタイプ。裏蓋側からアクセスして、裏蓋側からねじで留めるめられています。基板を取り外す必要があり、パソコンはほぼ全分解となります。
最後の3つ目はリベットタイプ。ねじ止めタイプと構造は一緒ですが、留める方法がねじではなく、
樹脂を溶かし入れて固められた、通称リベットで固定されています。

裏蓋、基板を外し、キーボードの裏側を撮影した別のパソコンです。指し示している箇所がリベットで留められた穴になります。

リベットタイプのキーボード交換はまずこのすべてのリベットを除去した後に、キーボードを交換します。
その後、リベットを除去した穴を再リベットしてキーボードを固定する作業となります。

平均ですとリベットの数はおおよそ100個前後ですが…今回お預かりしたFX517ZEはなんと200個近くのリベットがありました！
通常難しいとされるリベットタイプ、特に今回はリベットの数が非常に多いキーボード交換ですが、弊社ではもちろんご対応可能です。

この後無事にキーボードが効くようになり、納品。喜んでいただけたご様子がお見えで、何よりでした。

キーボードが効かない原因は様々考えられますので、
不調を感じましたら、まずは弊社にご相談くださいませ。

キーボード修理はPC-Fixsへ!
何卒、よろしくお願いいたします！