富士通 FMVWC3U28T SSD容量アップと裏蓋成型の修理
カテゴリ:HDD・SSD, Windows hasegawa | 2024/05/01
皆さんこんにちは。PC-Fixsです。
今回はストレージ容量の増量(記憶装置交換)と、作業中に判明した裏蓋破損の成型事例のご紹介です。
PCはFujitsuのノートパソコン WU2/C3 FMVWC3U28T というモデルですね。
容量の128GBがもうすぐ埋まってしまいそうとのことで、500GBのストレージに交換希望のご依頼でした。
結果的にストレージの増量…ではありますが、実際に行っているのはストレージの交換となります。
元のディスクの状態が正常なら、元の環境を保ったまま新しいストレージに複製して、それを組み込むことで結果的に容量をアップすることができます。
ここまではよくあるご依頼だったのですが、PCを確認したところ、裏蓋のねじ穴の引っ掛かりが割れており、その破片が中でカラカラと….
ねじの引っ掛かりがなくなってしまったので、裏蓋にぽっかり穴が開いてしまった状態になっていました。
これでは少し見栄えが悪く、穴から異物が入りでもしたら大変です。
成型して引っかかりを再構築して、穴をふさぎましょう。
成型するならなるべく元の形に近づけるために、破片は重要です。
なくなってしまっているケースもありますが、幸い裏蓋の破片が内部に散らばっていましたので、せっせとかき集めます。
裏蓋の穴の位置、破片の形、筐体側の構造物の位置関係を確認、調整しながら、成型していきます。
ねじ穴の引っ掛かりを再構築する途中…
白の成型材は白、今回のPCは黒だったのですが、破片をうまくつなぎ合わせて、外から見えないように工夫していきます。
微調整が終わり、実際にお客様に確認していただくところまでがセット。納品時にご覧いただき、喜びの言葉を頂戴いたしました。
筐体割れはどの箇所が、どのような破損をしたか、というところで修理の方法が非常に多岐に渡ります。
実機を拝見させていただき、様々なアプローチを想定しながらご提案いたします。
今回のWU2/C3のように、筐体破損があった場合、まずはご相談いただければ幸いでございます。
筐体破損ならPC-Fixsへ!
宜しくお願い致します!