異音がするHDD(ハードディスク)の動画UPしました
カテゴリ:HDD・SSD, 異常音 pcfixs | 2015/12/08
ハードディスクからこれまでと異なる音がする場合、機械的に故障していることが考えられます。
ハードディスクの内部ではディスクが高速に回転(1分間に7,200回転や5,400回転等)し、その上を磁気を読み取る装置(ヘッド)が数ミクロンの位置を移動しながら磁気データを読み取っているものとなります。
その為、動作中にハードディスクを動かしたり、衝撃を与える事は故障の原因となります。
また、衝撃以外に各部品の経年劣化によって故障を起こすこともあります。
物理故障しているHDDを開封して中がどういう状態になっているか動画を撮ってみました。
※キーキーと嫌な音がします。
HDDが発する音は、基本的には、ヘッドを退避領域(ディスクの外)に移動させる音です。
HDDによって、正常でも、音がする場合とあまりしない場合があります。
これが「カッコーンカッコーン」と連続して発生するようになった場合、
データの位置を読み込めず、ヘッドが行ったり来たりしている状態です。
ヘッドは、データを読んでいる間はディスク上にありますから、
待避領域には行きません。
それが頻繁に行くのは、データが読めないからか、
アームの制御がおかしくなっているからです。
ハードディスから、キーキーと何かがこすれるような音がする場合、ベアリングとヘッドの両方が壊れている場合が考えられます。
(片方だけでも壊れ方によってはこういう音が出ます)
これは回転部分であるディスク板がヘッドと擦れて音を発している可能性が高いです。
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