パソコンに水をこぼした時の正しい応急処置とやってはいけないNG行動
カテゴリ:液体こぼし・水濡れ morishita | 2024/10/03
「うっかりパソコンに飲み物をこぼしてしまった……」
コップやペットボトルをつい倒して、パソコンをびしょ濡れにさせてしまう経験は誰にでもありますよね。
この記事では、パソコンに水やジュースをこぼした時の正しい応急処置の方法と、水をこぼした時に絶対やってはいけないNG行動を詳しく解説します。
気持ちは焦るでしょうが、正しい応急処置をしないと、最悪の場合故障して起動しなくなる・データが取り出せなくなるおそれがあります。
まずは以下の応急処置を最優先に行いましょう。
- 電源を切って電源ケーブルを取り外す
- バッテリーを取り外す(取り外せる機種の場合)
- 外付けHDDなど周辺機器を取り外す
- パソコンの水分を拭き取る
- ノートパソコンはひっくり返す
- 完全に乾燥するまで電源をつけず待つ
水をこぼした時にショートして故障した部分がなければ、完全に乾燥させることで問題なく起動するでしょう。
ただし、こぼしたのが水ではなくジュースなどの場合、基板にはさまざまな残留物が残ります。
放置すると腐食してしまい、早ければ数ヶ月で故障する可能性もあります、
そのため、乾燥後に元通り使えたとしても、パソコン修理業者へ早めに診断を依頼しましょう。
弊社PC Fixsでは秋葉原店・高田馬場店に立ち寄れる方であれば、最短即日で水をこぼしたパソコンの診断・修理が可能です。
遠方のお客様に向けて宅配修理も受け付けていますので、まずは気軽にご相談ください!
パソコンに水をこぼしたらどうなる?
パソコンに水をこぼして内部に浸水すると、以下のような故障のリスクが生じます。
- ショートして故障
- 錆びて故障
- 腐食して故障
パソコンに水をこぼした時点で、マザーボード上のチップなどがショートして故障するリスクがあります。
また、ショートしなかったとしても、部品の錆びや腐食が進行し今後故障する可能性があります。
そして先ほどご説明した通り、ジュースやコーヒーなど糖分や塩分を含む液体は水よりも危険です。
乾燥させても基板に残留物が付着し数ヶ月で故障するかもしれませんので、パソコン修理業者へ早めのご相談をおすすめします。
パソコンに水をこぼした時の応急処置
パソコンに水をこぼしてしまった時は、素早く応急処置をすることでダメージを最小限に抑えられます。
逆に正しい応急処置をしないと、水をこぼした時は使える状態でもすぐ故障してしまうかもしれません。
水をこぼした時は慌てずに、以下の流れで応急処置をしましょう。
- 電源OFFにして電源ケーブルを取り外す
- ノートパソコンはバッテリーを取り外す
- 外付けHDDなど周辺機器を取り外す
- パソコンの水分を拭き取る
- ノートパソコンはひっくり返す
- 完全に乾燥するまで電源をつけない
電源OFFにして電源ケーブルを取り外す
パソコンに水をこぼしたら、まずパソコンの電源を切り、電源ケーブルを取り外しましょう。
「問題なく使えるから大丈夫かな?」と思っていても、そのまま使い続けるとショートして重大な故障に繋がるおそれがあります。
電源を切るだけでなく、必ず電源ケーブルやACアダプタを取り外してくださいね。
ノートパソコンはバッテリーを取り外す
お使いのパソコンがノートパソコンの場合、バッテリーを取り外せる機種であれば、電源を切った後に速やかに取り外しましょう。
ACアダプタを取り外しても、バッテリーから給電が続くとショートのリスクが残ります。
内蔵バッテリーの機種なら仕方ありませんが、取り外し可能な機種をお使いなら忘れずバッテリーを取り外してください。
外付けHDDなど周辺機器を取り外す
パソコンに外付けHDDなどの周辺機器を接続している場合は、忘れずに全て取り外しましょう。
パソコンの電源と連動している周辺機器もあるため、水濡れしたパソコンと接続していると周辺機器まで故障するおそれがあります。
パソコンを完全に乾燥させるまで、周辺機器は接続しないようにしてください。
パソコンの水分を拭き取る
パソコンの本体やキーボードにこぼした水や飲み物は、柔らかい布やティッシュペーパーで拭き取りましょう。
なお、キーボードの隙間に入り込んだ水分をエアダスター等の強い風で飛ばそうとすると、かえって内部に浸水してしまうので注意してください。
これ以上浸水しないように目に見える範囲の水分を隅々まで拭き取りましょう。
ノートパソコンはひっくり返す
ノートパソコンの場合は、柔らかいタオルを敷いて、キーボード面を下にしてひっくり返しましょう。
洗った食器をひっくり返して乾かすのと同じ要領で、ノートパソコンもひっくり返すことで、浸水した水分が外に出やすくなります。
ただし、この時にパソコンを振ったり叩いたりすると別の故障に繋がったり、中に入り込んだ水分が他の場所へ移動して被害が広がる可能性もあるため注意しましょう。
また、画面を傷つけないようにノートパソコンは優しく置きましょう。
完全に乾燥するまで電源をつけない
水をこぼしたパソコンは、完全に乾燥するまで電源をつけないようにしましょう。
乾燥にかかる日数は、こぼした水の量によって変わります。
完全に乾燥したかどうかの判断は外から見ていても難しいので、自然乾燥なら風通しのいい場所に置いて最低でも24時間以上、可能なら2〜3日乾燥させましょう。
乾燥後は電源を入れて正常に動作するか確認し、問題なければ当面は通常通り使って問題ありません。
ただ、水や飲み物をこぼしたパソコンは、乾燥後も腐食や錆びで故障する可能性があります。
ご自身で解決した場合でも、一度パソコン修理業者へ診断を依頼するとよいでしょう。
次の章では、パソコンに水をこぼした時の乾燥方法をもう少し詳しく解説していきます。
パソコンに水をこぼした時の乾燥方法
パソコンに水をこぼしてしまった場合、先述の応急処置で乾燥させることが大切です。
乾燥方法によって、乾燥にかかる時間や注意点が異なるので、状況に応じて適切な方法を選びましょう。
- 自然乾燥
- ドライヤーで乾燥
- 分解して乾燥・清掃
自然乾燥
パソコンに水をこぼした時は、基本的に風通しのいい場所で自然乾燥させましょう。
- 風通しがよく直射日光が当たらない場所にタオルを敷く
- ノートパソコンの場合はひっくり返して置く
- 最低24時間以上、できれば2〜3日乾かす
自然乾燥は時間がかかりますが、事前に用意するものもなく最も手軽な方法です。
乾燥に必要な時間は24時間以上
自然乾燥の場合、こぼした水の量や環境によって乾燥にかかる時間は大きく変わります。
とはいえ、分解せず完全に乾燥したか外側から判断するのは難しいので、少量の水でも最低24時間は乾燥させるようにしましょう。
大量の水をこぼしてしまった場合や梅雨など湿度が高い季節は、できれば2〜3日は乾燥させてください。
乾燥させる場所
パソコンの自然乾燥は、風通しがよく直射日光が当たらない場所で乾燥させましょう。
直射日光の当たる場所の方が乾きが早いと考える方もいますが、加熱により故障の原因になることもあります。
自然乾燥はある程度時間がかかるので、1日通して日の当たらない場所を選びましょう。
乾燥中の注意点
パソコンの乾燥が完了するまでは、絶対に電源を入れないようにしましょう。
内部にまだ水分が残っている状態で電源を入れると、ショートして故障する原因になります。
また、乾燥が不十分な状態は腐食の進行が早く、故障の原因になります。
先述の通り、最低でも24時間、できれば2〜3日は乾燥させましょう。
ドライヤーで乾燥
パソコンに水をこぼしたら、ドライヤーで乾燥させるのもありです。
ただし、ドライヤーを使った乾燥は以下の2点に注意しましょう。
- 冷風で乾燥させる
- 1番弱い風で乾燥させる
冷風で乾燥させること
ドライヤーでパソコンを乾燥させる際は、必ず冷風を使用してください。
温風で長時間同じ場所に風を当てると、熱で故障・不具合の原因になります。
また、筐体が加熱により変形する可能性もあるので、必ず冷風を使うようにしましょう。
1番弱い風で乾燥させること
そして、ドライヤーの風速は1番弱い風を使いましょう。
強い風を当てた方が早く乾燥すると考える方が多いようですが、風速が強いと水分が奥に入り込み故障の原因になってしまいます。
ドライヤーを使って乾燥させるなら、必ず1番弱い風にしてください。
分解して乾燥・清掃
パソコンの分解に慣れている方は、パソコンを分解して乾燥・清掃してもよいでしょう。
しっかり清掃することで基板に水や飲み物の残留物がなくなり、腐食や錆びでの故障リスクも軽減できます。
ただし、パソコンの分解は故障のリスクも伴う作業です。
特にノートパソコンは難易度が高く、Surfaceシリーズなどは分解を想定した作りになっていないため、不安な方はパソコン修理業者にご依頼ください。
無水エタノールやIPA(イソプロピルアルコール)で清掃
パソコンを分解したら、内部パーツの浸水箇所を確認し、水分を丁寧に拭き取りましょう。
その上で、無水エタノールやIPA(イソプロピルアルコール)を使って清掃するのがおすすめです。
ただ乾燥させただけでは残留物が残って腐食や錆びの原因になりますが、しっかり清掃することで故障リスクを軽減できます。
パソコンに水をこぼした・水没した時にやってはいけないNG行動
続いて、パソコンに水や飲み物をこぼした・水没した時にやってはいけないNG行動を見ていきましょう。
パソコンに水をこぼすと焦ってしまいますが、誤った対処法を取るとかえって状況を悪化させてしまう可能性があります。
以下に、やってはいけないNG行動をまとめました。
- 少量でも水をこぼしたら乾燥するまで電源は入れない
- ドライヤーの温風やストーブなど高温になる乾燥方法は使わない
- エアダスターなど風圧の強い方法は使わない
- 冷蔵庫・冷凍庫には入れない
少量でも水をこぼしたら乾燥するまで電源は入れない
パソコンに水をこぼしたら、たとえ少量であってもパソコン内部に浸水している可能性があります。
この状態で電源を入れるとショートして重度の故障につながるおそれがあるので、完全に乾燥するまで電源は入れないようにしましょう。
パソコン使用中に水をこぼした場合は、先述の応急処置で解説した通り、すぐ電源を切って電源ケーブルや周辺機器を取り外して乾燥させてください。
ドライヤーの温風やストーブなど高温になる乾燥方法は使わない
先程ご説明した通り、パソコンを乾燥させる際は、ドライヤーの温風やストーブなど高温になる乾燥方法は使わないようにしましょう。
高温にした方が早く乾燥できますが、基板やパーツを加熱すると故障・不具合の原因になります。
ドライヤーは冷風を使用するなど、パソコンを乾燥させる際は、高温になる乾燥方法は避けてください。
エアダスターなど風圧の強い方法は使わない
パソコンの乾燥には、エアダスターなど風圧の強い方法は使わないようにしましょう。
強い風圧で乾燥させようとすると、水分をパソコン内部のさらに奥へと押し込んでしまい、浸水箇所が広がってしまう可能性があります。
また、パソコン内部にホコリが溜まっていた場合、エアダスターで吹き付けるとホコリを押し込んで故障の原因になります。
パソコンに水をこぼした時は、エアダスターや風圧の強い方法は避けましょう。
冷蔵庫・冷凍庫には入れない
一部の方は冷蔵庫・冷凍庫は乾燥していると考えて、水をこぼしたパソコンの乾燥に使用してしまいます。
しかし、冷蔵庫や冷凍庫に入れるとパソコン自体が低温になり、取り出した後に結露してしまいます。
かえって浸水の被害箇所が増えてしまう可能性があるので、冷蔵庫や冷凍庫に入れて乾燥させるのは避けましょう。
パソコンに水をこぼしたら必ずパソコン修理業者にご相談を
パソコンに水をこぼしてしまったら、応急処置で乾燥させた上で、早めにパソコン修理業者にご相談ください。
というのも、水や飲み物をこぼしたパソコンは、たとえ乾燥させても腐食や錆びで故障するリスクが残るためです。
乾燥させた後も腐食・故障のリスクあり
パソコンに水やジュースをこぼした時に重大な故障がなければ、乾燥させた後は問題なく使えるように見えます。
しかし、何度かご説明しましたが乾燥させた後も基板に残留物が残り、短期間で故障する可能性があります。
- 内部に水分が残っていてショート
- 時間が経つと腐食して故障
- 部品が錆びて故障
早ければ、パソコンを乾燥させても数ヶ月でパソコンが起動しなくなることがあります。
大切なデータはすぐにバックアップを取り、できるだけ早めにパソコン修理業者に診断してもらいましょう。
水濡れしたパソコンの診断・修理費用
水濡れしたパソコンの診断費用や修理費用は、水濡れの程度・故障状況とパソコン修理業者によって異なります。
弊社PC Fixsもそうですが、水濡れしたパソコンは慎重な作業が必要なため、通常は診断無料のパソコン修理業者でも診断料金が発生することが少なくありません。
さらに、故障部位がある場合は別途修理費用が発生します。
パソコンが起動せずデータの取り出しが必要な場合の費用
水濡れによってパソコンが起動しなくなった場合、HDD/SSDを取り外してデータを救出できる可能性があります。
HDD/SSDの故障有無で費用は異なりますが、水をこぼしたパソコンのデータが必要な場合、一般的には「HDD/SSDの交換費用」+「HDD/SSDの部品代」がかかります。
弊社PC Fixsでは水をこぼしたパソコンの修理実績は豊富にございますので、ぜひお気軽にご相談ください。
パソコンの水こぼしを防ぐには?
最後に、パソコンに水や飲み物をこぼすのを防ぐ方法を見ていきましょう。
以下の方法で水濡れを予防して、大切なパソコンを長く使えるようにしましょう。
- パソコンの置き場所を工夫する
- 防水カバーの利用
- 飲み物の置き場所に注意
- 水没に対応した保険に加入する
パソコンの置き場所を工夫する
パソコンに水や飲み物をこぼすのを防ぐには、パソコンの置き場所を工夫するのが手っ取り早いです。
- ノートパソコンスタンドを使う
- デスクトップパソコンはラックを使う
- 水回りから離す
- 床に直接置かない
特にノートパソコンは机の上に直接置くのではなく、スタンドを使うのがおすすめです。
水や飲み物をこぼしてもパソコンにかかる可能性が低くなるためです。
また、デスクトップパソコンは専用ラックを使うと、机の上で飲み物をこぼしても、パソコンにかかる可能性が下がります。
パソコンの置き場所を工夫して、うっかり飲み物をこぼしてもパソコンにかかりにくい環境にしましょう。
防水カバーの利用
パソコンに防水性能のあるカバーを利用することでも、飲み物をこぼした時の内部への浸水を防げます。
- ノートパソコンはキーボードカバーをかける
- デスクトップパソコンはダストカバーをかける
また、ノートパソコンは持ち運び時に防水性能のあるケースに入れることもおすすめです。
飲み物の置き場所に注意
パソコンで作業しながら飲み物を飲む方は、置き場所や容器にも気を配りましょう。
- 飲み物はパソコンから離した場所に置く
- ペットボトルやタンブラーなど蓋付きの容器を使う
- 卓上ドリンクホルダーを使う
飲み物をパソコンから離した場所に置くのは基本として、タンブラーなど蓋つき容器を使った方がいいでしょう。
また、卓上ドリンクホルダーを使うことで、飲み物に手がぶつかっても溢れる可能性が少なくなります。
水没に対応した保険に加入する
パソコンのメーカー保証では、水濡れ・水没に対する保証がありません。
しかし、メーカー公式サイトや家電量販店の延長保証サービスに加入することで、水濡れ・水没も補償される場合があります。
- NEC:あんしん保証サービスパック
- 富士通:ワイド保証サービス
- SONY:長期保証<ワイド>
保証内容や加入可能なタイミング・費用は保証サービスによって異なるので、詳しくは各メーカー公式ショップをご確認ください。
パソコンに水をこぼした時によくある質問
最後に、パソコンに水や飲み物をこぼした時によくある質問に回答します。
- Q1.パソコンに水をこぼしたら壊れますか?
- Q2.パソコンに水をこぼしたら何日くらい乾燥させればいいですか?
- Q3.パソコンに少し水がかかってしまったのですが、どうしたらいいですか?
- Q4.パソコンに水をこぼしたらドライヤーで乾かせますか?
- Q5.パソコンに水をこぼしたらどんな症状が出る?
- Q6.パソコンに水をこぼしたら電源が切れた。どうしたらいいですか?
- Q7.パソコンに水をこぼしたらとりあえず放置でいいですか?
- Q8.パソコンにコーヒーやジュースをこぼしたらどうすればいいですか?
Q1.パソコンに水をこぼしたら壊れますか?
はい、パソコンに水をこぼすと、内部の電子部品がショートしたり、腐食したりして壊れる可能性があります。
水をこぼした時に明確な症状がない場合でも、数週間〜数ヶ月後に腐食が原因で突然起動しなくなることも。
記事で解説した応急処置をした上で、早めにパソコン修理業者にご相談ください。
Q2.パソコンに水をこぼしたら何日くらい乾燥させればいいですか?
乾燥にかかる時間は、こぼした水の量や乾燥方法によって異なりますが、自然乾燥なら最低でも24時間は乾燥させましょう。
できれば2〜3日は乾燥させることをおすすめします。
Q3.パソコンに少し水がかかってしまったのですが、どうしたらいいですか?
少しでも水がかかった場合は、すぐに電源を切り、バッテリーを取り外せる場合は取り外しましょう。
タオルなどで水分を拭き取り、しっかり乾燥させてください。
Q4.パソコンに水をこぼしたらドライヤーで乾かせますか?
はい、ドライヤーを使用する場合は冷風で乾かしましょう。
また、水をパソコン内部の奥に押し込まないように、風の強さは1番弱くして乾かしてください。
Q5.パソコンに水をこぼしたらどんな症状が出る?
パソコンに水をこぼすと、以下のような症状が出る可能性があります。
- 電源が入らない
- 画面が映らない
- キーボードが反応しない
- 異音がする
また、水をこぼした直後は問題なく動く場合でも、時間が経ってから腐食・錆びで症状が発生することもあります。
Q6.パソコンに水をこぼしたら電源が切れた。どうしたらいいですか?
水をこぼした時に電源が切れた場合、内部でショートして故障した可能性があります。
無理に電源を入れようとせず、電源ケーブルやバッテリーを取り外し、速やかにパソコン修理業者にご相談ください。
Q7.パソコンに水をこぼしたらとりあえず放置でいいですか?
いいえ、放置すると水分が内部で広がり、腐食や故障の原因になります。
解説した応急処置をした上で乾燥させましょう。
Q8.パソコンにコーヒーやジュースをこぼしたらどうすればいいですか?
コーヒーやジュースは、水よりも腐食しやすく、乾燥させた後も故障するおそれがあります。
電源を切り電源ケーブルやバッテリーを取り外して乾燥させ、パソコン修理業者にご相談ください。
診断して故障部位がなかった場合でも、内部をしっかり清掃して腐食のリスクを下げる必要があります。
まとめ|パソコンに水をこぼしたら乾燥させた後にご相談を!
今回は、パソコンに水やジュースをこぼした時の正しい応急処置の方法を解説しました。
パソコンに飲み物をこぼしてしまった場合は、素早く以下の応急処置を行いましょう。
- 電源を切って電源ケーブルを取り外す
- バッテリーを取り外す(取り外せる機種の場合)
- 周辺機器を取り外す
- パソコンの水分を拭き取る
- ノートパソコンはひっくり返す
- 完全に乾燥するまで電源をつけず待つ
水をこぼした時に故障しなければ、乾燥させることで通常通り稼働します。
しかし、乾燥させても様々な残留物が基板上に残り、数ヶ月で腐食・錆びで故障するリスクがあります。
上記の応急処置をした後は、早めにパソコン修理業者に診断してもらいましょう。
弊社PC Fixsへは事前予約無しのご来店も可能ですので、秋葉原や高田馬場に立ち寄れる方であればすぐにパソコンの診断・修理ができます。
また、遠方にお住いの方でも宅配修理を行っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!