Apple iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015) OS起動不良
カテゴリ:HDD・SSD, Mac, OS修復, データ救出・復旧, ハードウェア, ファイルシステム修復, 起動しない・認識しない, 起動不良・動作不良 pcfixs_k.shimizu | 2020/10/16
Apple iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)のOS起動不良で宅配にて診断をご依頼頂きました。
症状の原因は、内蔵HDDのヘッド故障でした。
データ復旧もご希望との事でそちら専任のスタッフが行いましたので後半でざっくりご紹介させて頂きます。
修理に関しましては、Fusion Drive(Apple特殊RAID)という、
ものすごく簡単に説明するとSSDとHDDを論理的に統合している構成だったのですが、
SSD一本化にさせて頂き、OSを新規インストールさせて頂きました。
こうする事で、Fusion Drive構成に破損が出てOS起動不良が起きるリスクをなくす事ができます。
弊社では、メーカーとは違い、こういった事にも
臨機応変に対応させて頂きますので、お困りの際はぜひ一度ご相談ください。
それでは専任スタッフが行ったデータ復旧を簡単に説明させて頂きます。
まず、内蔵HDDを分解して精密診断したところ、
プラッタ(データを保存している円盤)にスクラッチ(傷)が入っていたとの事でした。
更に前述した通り、こちらのiMacはFusion Drive(Apple特殊RAID)という
特殊構成だった事もあり、データ復旧の難易度はかなり高めです。
正直この状態ですと、ほとんどの業者様がデータ復旧できないと思われます。
弊社にご依頼頂く前に他社様へご依頼されたそうで、他社様が作業を行った際に更に悪化させたと思われます。
弊社では、破損も出てはしまいましたが、
ヘッド交換,Fusion Driveの再構成などを行い、必要データを部分的に復旧させて頂きました。