皆様こんにちは PC-Fixsです

今日はASUS M3500Qの液晶割れ、ということで、お客様に持ち込んでいただきました！

早速やっていきましょう。

この機種は光沢液晶かつ、有機EL採用の液晶パネルなので、色をより忠実に表現することができます。

ノート用RTXシリーズ GPUも入っているので、編集用途に全振り仕様ですね。

裏蓋はねじを外してスパチュラなどの平たい工具でカパカパしていくと外せます。オーソドックスなタイプですね。

まれにゴム足の下などに隠しねじが居ることがあるのですが、今回は無くて良かったです。ちなみに隠しねじがあった場合は、ゴム足が伸びないように慎重に外さないといけないので、中々時間がかかるのです…笑

裏蓋を外すと内部基板とご対面です。

SSDの左隣りにあるのが液晶ケーブルですね。これと右側にある二本のWi-Fiケーブルを取り外し、ヒンジを外して液晶交換です。

液晶を取り外すにあたり、ベゼルの中央部分を取り去らないといけないのですが、このタイプは結構コツがいります。

手前側の爪を外した後は奥側にも爪があるので、真ん中から奥側にゆがませて、爪を外していきます。

最後はパコっと奥側に取るんですが、毎回硬くてドキドキします。。。

取り外した後の爪の写真です。今回も無事、爪を折らずに外せました。

ベゼルの裏の両面テープを外し、爪をカパカパしてようやく液晶交換ができるようになりました。

簡易組み立て→動作チェックを2、3回ほど繰り返し、液晶およびノートパソコンを組み立てていきます。

↑簡易組み立てで動作確認中。。。

この簡易組み立てで確認しているのは液晶の破損や初期不良などはもちろん、ドット抜けや厚み等の異常がないかもチェックしています。

よく見落とされがちなのが輝度調整の可否と液晶表示部の調整ですね。

液晶パネル側の問題で輝度調整ができなかったりするときがあります。

また、液晶表示部が上過ぎたり下過ぎたりすると、表示部分がベゼルに隠れてしまったりするんですよね…。

この調整は結構シビアなので、完全に組み上げた後に気づいたりすると、また再度分解が必要ですし、何よりお客様をお待たせしてしまうかもしれません。

そのため、少し手間であってもこういった簡易組み立てでの動作確認は都度行うことが必須なのです！

この後、無事に液晶交換を完了させることができました !( ^^)!

液晶交換修理はぜひ当店で！お問い合わせお待ちしております …!!