今回は、TOSHIBAのdynabook　PRB73PB-SUA をお持ち込み頂きました。

症状は、電源を入れるとロゴ画面でフリーズしてしまい、そこから先に進まないということでした。

このモデルはHDDとNANDが共存しているSSHDというハイブリット型のストレージが入っています。

このSSHDを取り出して診断設備で診てみると、速度がかなり不安定な状態になっています。

これは、NAND部分が故障しているとよく診られる症状です。

SSHDの中のシステムを専用の設備で変更することによって、このNANDのON/OFFが出来ます。

NANDをOFFにする事で、実際にデータが入っているHDD部分のみ読み込む事ができます。

この壊れてしまったSSHDは新しいものに交換をするのですが、ここで３択になります。

①一番安い　⇒　HDD

②今までと同じ　⇒　SSHD

③格段に感じられるスピードアップ　⇒　SSD

やはりスピードアップはとても魅力的ですよね。

ただ、金額的に厳しいということなので、容量を小さくすることでSSDにしても金額を押さえられる提案をさせて頂きました。

左が元のSSHD。右が新しく交換するSSDです。

HDDがあった場所にSSDをはめ込み、

復旧できたデータを移行と、OSインストールをして完了です！！