今回は、宅配にてお送りいただきましたFujitsuの一体型　FMVE30GTW　EH30/GTです。

使えてはいるが、なんだか調子が悪いという事でした。

2012年販売のモデルになるので、6年間。

HDDもそろそろ寿命だろうなと思いながら、まずはHDDから診断するとまだまだスピード絶好調。異音もせず綺麗に動いています。

メモリもファンもビックリするくらい元気です。

中のホコリなども少なく、大切にメンテナンスされていたのが伝わってきます。

ただ、電源を入れて立ち上げようとすると、ビックリするぐらい重たく、ずーっと考え中になってしまいます。

初期動作が落ち着いたころに、officeを立ち上げようとしてから３分くらい。やっと編集可能になります。

ハードの元気さとソフトの疲れ切った感。すごい両面性をもつPCでした。

何がこんなに動作を重くしているかというと、

CPU使用率ほぼずーっと100％。

直接の原因は「PresentationFontCache.exe」でした。

これが、CPUの50％～70％を常に使っている状態になっていました。

.NET Frameworkのキャッシュがたまり過ぎて処理できない状態に陥ってしまっています。

キャッシュの削除や今後この状況が起こらない様な対策をして、

起動してみると

先ほどまでとは全く逆の波形になりました。CPUがだいぶ落ち着いて動いてくれるようになりました。

起動も、たくさんのソフトが同時に動いていたので必要なソフトだけに絞り、Desktop画面が出るのもだいぶ早くなりました。