HP Probook450 キーボードが使えない。原因は1年前のコーヒー溢し。
カテゴリ:Windows, キーボード, キーボード・タッチパッド入力不具合, マザーボード, 液体こぼし・水濡れ, 電源が落ちる y.yamamura | 2017/04/14
今回お持ちいただきましたのは、HP Probook450 G1です。
数ヶ月前にキーボードが使えなくなり、外部USBキーボードをつなぎ使用していたけれど、
だんだんUSBが認識しなくなったり、いきなり電源が落ちて再起動を繰り返したり、OSが起動しなくなったりと状態が悪化していったそうです。
「何か、思い当たるきっかけは…??」と聞くと、
「1年前に、コーヒーを溢したけれど起動していたのでそのまま使っていた。」とのことで
早速、PC内部の状況確認です!!
ネットのLANケーブルの差し込み口ですが、腐食がかなり進行しているようです。
クリーニングで直るかどうか、ギリギリのところですね。
↓ボトムケースの裏(一番下側)までコーヒーは届いていたようです。
続いては、一番最初に症状が出ていたキーボードです!
一面に茶色くこびり付いてしまっているようです。
キーを押しても戻ってこず、パキパキ言います。
こうなると、クリーニングだけでは直らないので交換が必要になってきます。
それぞれの部品等を調べていくと、キーボードとマザーボード、HDDとファンに異常が有りました。
複数箇所の故障はどうしても部品代がチリ積もり、修理代が高くなる傾向があるのですが、
今回は、部品の中でも比較的高額なマザーボードが、クリーニングで復帰しそうなのが救いです。
お客様に現在のPC内部の状況を説明し、
マザーボードのみクリーニングをし、他の部品は交換することで安価に済ませるか、
全ての部品を交換する事でお急ぎ納品にするのか、、、をご選択頂きます。
今回は、お急ぎということで全ての部品を交換し、故障しているHDDからデータを救出し、
今までの環境のまま!データもそのまま!!での納品です。
出来る限りお客様のご要望にそえるような提案をさせて頂けるよう、本日も頑張ります!!