【Lenovo G50-80】電源を押しても画面が真っ暗になる症状・マザーボードの交換修理事例
カテゴリ:マザーボード pcfixs_f.iino | 2017/09/14
今回のマザーボードの修理事例は、Lenovo G50-80の修理です。
電源スイッチを押しても画面真っ暗、1時間以上経ってメーカーロゴが表示され起動する症状でした。
診断の結果、マザーボード故障と判明。
回路上の故障箇所はEEPROM(BIOS)とEC(IOコントローラ)損傷でした。
今回はBIOSとECに処置を施し、無事修理致しました。
ECの修理に関しては、かなり難易度が高いパーツなので国内で対応している業者は、
かなり少ないものと思われます(ない?)。
当社も昨年から対応開始していますが修理事例かなり増えてきております。
他社で回路修復によるマザーボード修理が不可能だった場合、
この故障箇所の可能性もありますので、是非ご相談ください。
2018年1月14日・新規ご相談の追記
Lenovo G50-80のマザーボード修理を行いました。
全く電源が入らないとのことでお預かりです。
分解して確認したところ目視でも判断できる焼損を発見!
こういった場合、損傷程度がひどいとマザーボード交換になってしまいますが
まずはマザーボード補修で直すよう努力いたします。
今回は損傷したMosfetやキャパシタなどを交換しPCが起動できる状態になりました。
ところが、テストを行っていたところバッテリー充電できないことが判明・・・
まだ完全には直っていないようです。その後、診断を進めバッテリー給電を制御している
PowerICチップが壊れている可能性にあたりをつけました。
QFN20Pinの極小チップですが、無事交換成功。
その後は、気持ちよく充電できることを確認。無事マザーボード修理成功です。