【Lenovo ThinkPad】BIOSアップデート後に画面が真っ暗で起動しないX1 Nano Gen1の修理事例
カテゴリ:windowsアップデート, ハードウェア, 起動しない・認識しない, 起動不良・動作不良 kotani | 2024/07/05
最近、Lenovo ThinkPad X1 Nano Gen1をお使いの方から、Windowsアップデート(自動更新)後に電源を入れても画面が真っ暗で何も表示されないという症状でのお持ち込みがありました。
それも同じ機種、同じ症状でのご相談が複数寄せられています。
共通してアップデート後に発生しているため、BIOSアップデートが悪さをしている可能性が高いです。
そこで、BIOSチップから抽出したBIOSを修復して書き込んだところ、正常に起動するようになりました。
この機種は皆様BitLockerが有効になっていましたので、初期設定でBitLockerが有効になっているようです。
BIOS書き換え後、初回のWindows起動時にはBitLocker回復キーの入力が必要となることがほとんどですので、事前にお分かりでしたらご準備ください。
同じような症状でお困りでしたら、まずはご相談ください。専門的な技術で、迅速に問題を解決いたします。
特に、BIOSの修復に関する問題は、ぜひ当店へお問い合わせください。お客様のPCが再び正常に動作するよう、全力でサポートさせていただきます。
2024/07/14 追記
このLenovo ThinkPad X1 Nano Gen1ですが、残念ながらBIOSの自動更新で故障したと思われる事例が続いております。
直近でご依頼頂いた機体の故障状況は以下のようなものでした。
共通点:
電源をつけるとキーボードバックライト及び上部Fnキー Escキーと Capslockキーが点灯。
その後FnキーとEscキー、Capslockキーの順番で消灯し、電源ランプは点きっぱなしになります。
電源ランプの点滅などはなく、電源が点いている間は点灯が続きます。
機体1.
上記より数秒後にEscキーが点灯。それと共に液晶バックライトが点いたり消えたりします。
機体2.
キーボードライトと液晶に変化はありません。
機体3.
Launching the Startup Interrupt Menuと表示され、その後進まない
機体4.
液晶は映らないが、放っておくと電子音の短い音楽が流れる(ビープ音)
このような症状でお困りでしたらお気軽にご相談ください。
BIOSが原因の問題であれば基本的に修理可能です。