キーボードの上に水をこぼしてしまい、電源が入らなくなりました、との相談がありました。

パソコンを開けてみて肉眼で見てみると、液体がかかったところが見られませんでした。
しかし基板を外して顕微鏡で見ると、液体が染み込んで回路やチップの端子などが腐食しているところが見つかりました。

傷んだところを直しましたら、電源が正常に入るようになりました。
キーボードも液体の影響を受けただろうが、不具合が確認できませんでした。
お客様にリスクを説明した上で、キーボードの予防交換はしないことになりました。

そこでロジックボード修理で症状が改善したので、ロジックボード交換より比較的に求めやすい修理になりました。
ご依頼をいただき、誠にありがとうございました。