今回、お持込頂きましたPCは、2011年 Panasonicから販売されたCF-S10です。

雷が落ちたのかと思うような稲妻のような割れ方です。

後ろではしっかり起動画面が表示できているので、マザー側には問題なさそうです。

CF-S10は、キーボードやマザー側の下半身はいつも通りのPanasonicの構造ですが、

上半身の液晶パネル側は少し変わった構造をしています。

通常、ヒンジは天板側のケースに固定してある為、液晶も天板側に固定してあることがほとんどですが、

この機種のヒンジは独立側です。というか、どちらかというとベゼル側の方に固定してあります。

これを知らずに、気兼ねなく外から見えているネジをむやみに外してしまうと、カバーを外した際液晶が勢いよく倒れてきます。

通常の分解方法をしてしまうと、ベゼルや天板ケース本体やケーブルを破損してしまい大変なことになります。

ということで慎重に分解。新しいパネルを取り付け、液晶パネル交換完了です！！

雷に打たれ、嵐が過ぎ去った後のような晴天の液晶です。

同じようにPanasonic CF-S10の液晶割れでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 
2017年1月14日の修理実績

Panasonic CF-S10の修理を行いました。

こちらのマシン、弊社にご依頼いただく前に

パソコン修理業界では有名な詐欺業者に送ってしまったそうです。

(4,980円でなんでも直すという触れ込みのところです)

結局とんでもない高額見積になって、慌ててキャンセルして弊社にご依頼いただいたそうです。

診断したところ単なる液晶パネル割れでした。

そこで、状態の良い中古パネルに交換修理させていただきました。

こんな感じです。綺麗になおりました〜。

なお金額も安かったようで良い意味でビックリして頂けましたw