【Seagate ST500LM000】認識しない症状のデータ復旧修理事例
カテゴリ:HDD・SSD, Windows, データ救出・復旧 pcfixs_f.iino | 2020/12/25
Seagate ST500LM000のデータ復旧事例です。
FUJITSU製PCに内蔵されていたHDDですが、全く認識しないとのことでご依頼いただきました。
診断したところ、磁気ヘッドがプラッタに吸着している状態を確認。
吸着解除したものの磁気ヘッド自体が壊れていたため、ドナーヘッドへパーツ交換を実施。
その後、無事認識に至り適切にHDDを制御しデータを救出しました。
この度はご依頼ありがとうございました。
同様の症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
2018年11月10日の修理実績
Seagate ST500LM000 のデータ復旧を行いました。
SSHDドライブで比較的新しいものですね。
故障状態はヘッド損傷による重度物理障害です。
このモデル、今までも何度か対応しているんですが、
全て同じ壊れ方をしているので要注意です。
今回はヘッド不良ですが、交換しないで補修することで対応させて頂きました。
必用データは99.9%のデータ復旧率でした。
2018年3月16日の修理実績
Seagate ST500LM000のデータ復旧を行いました。
こちらのHDD、同業他社さんで高額のためキャンセルになったものと思われます。
SSHDと呼ばれる特殊品です。
故障症状は電源を入れても、全く反応なしです。モーターも回りません。
この障害はこの機種に搭載されているNANDの論理的な問題の場合、
NAND自体に問題がある物理的な問題の場合があります。
正直なところ難易度の高い問題のため、以前は対応ができずお断りしている状態でした。
最近になってデータ復旧手法が確立されたため、現在は問題なく対応できるようになりました。
※データ復旧は昔対応できなかったものが、技術進歩によって対応できるようになることもありますので、以前復旧不可の診断を受け眠っているHDDがありましたら一度ご相談ください。(自社他社問わず)
なお、このHDDはPCの内蔵HDDでして今回はPC側の修理も行わせて頂きました。
壊れたHDDはお客様ご提供のSSDに換装、救出データを流し込み領域も1TBに拡大。
無事、故障前と全く同じ環境で起動するように修理しました。復旧率は100%です。