【SONY USM-4GU】物理障害で認識しない症状のデータ復旧修理事例
カテゴリ:データ救出・復旧 pcfixs_f.iino | 2020/07/15
SONYのUSBメモリUSM-4GUのデータ復旧事例です。
PCに接続すると、容量表示はされるもののアクセスしようとするとフリーズして何もできない状態でした。
コントローラ障害なので、chip-offしてデータ復旧致しました。
こちらのモデルはすでに過去何度か対応していますので復旧率は高いです。(簡単な作業ではないですが難しい中でも簡単な部類です?)
2年前も対応実績を記事化しています。
今回は、作業にとりかかった当日中にデータ復旧ができたので即納品させていただきました。
この度はご依頼ありがとうございました。
データ復旧でお困りの方がいらっしゃいましたら、弊社PC Fixsまでぜひお気軽にご相談ください。
SONYのUSBメモリ USM-4GUのデータ復旧を行いました。
故障症状は「デバイスマネージャーでSONYのデバイス名は表示されるが、記憶装置として容量表示がされない」という状態です。
この症状、USBメモリを制御するコントローラチップ損傷となります。
コントローラ以外のチップ故障であれば、回路の補修を行いスピーディにデータ復旧が可能なのですが、今回はデータが保存されているNANDチップを取り外し専用のデータ復旧装置で直接データを吸い出す方法をとりました。
余談ですが、この作業の難易度は、ほとんどのケースでHDDからのデータ復旧よりも難解です。
構造自体の複雑さ、HDDに比べておびただしいほどの製品数があること、などがその理由の一部です。
今回もSAMSUNG系のマイナーNANDチップにあたってしまい、途中心が折れそうにもなりましたが最終的には約80-90%程度のデータを救出することができました。
USBメモリのデータ復旧は、労力と対価が見合わないケースも多々あり、データ復旧業者でも対応可否・復旧結果が大きく異なります。
弊社では、どんな場合でも何時間かかっても最良の結果を出すべく努力し、高い復旧率を維持しております。
他社復旧不可品も受付可能ですので、ぜひご相談ください。
2017年9月17日の修理実績
USBメモリのデータ復旧作業を行いました。
「デバイスマネージャで認識するが、容量表示がない」とのことでお持ち込みです。
基板を診断したところコントローラ故障で間違いありません。
今回はNAND IC を取り外し、専用リーダーで読み取る方法でデータ救出を実施しました。
コントローラはPS2251-07-V、NANDはノーブランド品のようで、読み込みを行ったところバッドブロックが多く出てしまいました。
データ復旧結果はバッドブロックの発生分、破損ファイルもできてしまいましたが
極力補正を行い復旧できたデータも多く無事納品とさせて頂きました。
ご利用いただき誠にありがとうございました。