今回、お持ち頂きました SONYのノートPC は、2009年発売のZシリーズ

VGN-Z91YSです。

症状は、久しぶりにPCを起動しようとしたら電源が入らなくなったという事です。

お預かりの際に、電源ジャックの中のピンが折れているのが見えましたので、

電源ジャックの交換になるであろうという事はお伝え致しましたが、

それ以外の部品も壊れている可能性がありますので、

電源ジャック以外の部品の診断も開始です！！

分解して・・

分解して・・・・・

やっとマザーボードを取り出せます。

このモデルは、マザーボードを完全に取り外さないと電源ジャックのコネクタにたどり着けません。

電源ジャックを外してみたところ・・・

ジャックの端子部分が焦げ付いてしまっています。

これは火花が散った痕跡ですね。

・・・という事は、マザーボード側もショートした時の衝撃が走っているかもしれません。

マザーボードに直接電圧をかけても反応なし・・・。

やはり、マザーボード自体もショートしてしまっていました。

幸い、マザーの電圧制御系の故障で済んだので、SSDやCPU・グラフィック等には被害が及んでいませんでした。

電源ジャックは取り寄せになりましたが、

マザーボード自体はチップも弊社内に部品がありますので、

修理にて対応が出来ます！！

電源ジャックが届くまでの間に、マザー修理を進めておき、

ジャックが届いて、最終調整です！

無事に起動し、各パーツ元気に動いています。

しばらくの休養と修理で元気になって第一線へ復活です！！