今回、お持込いただきましたのは、

SONY　Eシリーズの VPCEJ3AJ です。

起動するたびに時間がずれるようになり、その後、

Windowsが起動せずに、自動修復が走るようになってしまったそうです。

通常ですと、自動修復のCheck後に復元ポイントやさまざまなメニューが出るはずですが、

ブルーバックのみでメニュー項目も何も表示されない状態になっていたそうです。

診断結果は、内臓HDDの物理故障と内部CMOS電池の消耗でした。

一見、時間がズレる様になって、OS起動しなくなって、修復できなくてと、一連の流れのように起こっっている気がしなくもないですが、

複数個所でほぼ同時に故障が発生していた、別箇所の故障になります。

内臓HDDは不良セクタが多数発生している状態でした。

通常、よく使われるOSの部分やよくアクセスするデータ付近から不良が発生していく場合が多いですが、

今回の内臓HDDは、あまり使われていないシステム回復領域からOSまで、まんべんなく不良セクタが発生していました。

故障した内臓HDDを交換し、故障したHDDからデータ復旧を行い、破損してしまっているOSやシステム領域を復旧。

今までお使いの環境を残したまま修理完了です！！

「僕のように困っている方に教えてあげたいので、ぜひ、ブログに乗せてください！！」

ご依頼主はとてもお若い方でしたが、 こんな風におっしゃっていただき

自分だけでなく、誰かのために役に立てればというお言葉に感激です。

日本の未来まだまだ明るいなーと感じた今日この頃でした。