TOSHIBA HD-AB50GW MQ01UBD050ファームウェア障害・認識しないHDDのデータ復旧事例
カテゴリ:HDD・SSD, Windows, データ救出・復旧, 外付けHDD pcfixs_f.iino | 2017/01/10
TOSHIBA HD-AB50GWのデータ復旧を行いました。
パソコンにつなげると、デバイスとして認識されるもののHDDとしては認識されず
ディスク容量が一切表示されない状態でした。
こちらのHDDは特殊品にあたりまして、SATAではなくUSBインターフェイスがHDD本体に直付のタイプとなります。
型番で言うとMQ01UBD050となります。
USBの状態では診断がままならないので、まずは基板をSATAタイプに換装。
専用設備で認識させたところTOSHIBA製HDDでは定番のファームウェア障害を確認しました。
そちらのファームウェア障害を取り除いたところ、HDDは正常動作を開始!
不良セクタも全くなく、すべてのデータを救出できました!
こちらのHDDは築地の某高級データ復旧業者でも見積をしてもらっているようですが
おそらく数分の1の金額でデータ救出できたはずです。
他社のデータ復旧価格でお困りの方は是非お問い合わせくださいませ〜。
2019年10月24日・新規ご相談の追記
TOSHIBA HD-AB50GWのデータ復旧事例です。
最近、過去のブログをご覧いただいた方から続けてご依頼を頂いております。
USBケーブルで繋いでも全く反応なしとのことでご依頼いただきました。
診断の結果、基板(PCB)の故障で間違いありません。
USBが直付けの特殊基板ですので、そのまま修理するのではなくSATAタイプにコンバートして基板交換いたします。
右がUSB3.0直付け基板、左がSATAです。
(写真は耐熱作業マットの上、作業に液体も使用するため汚く見え申し訳ございません)
作業にあたっては単に基板を交換するだけではなく、HDDごとに固有情報が書かれたチップを半田設備を使って移植します。
弊社では移植にあたって、そのまま移植するのではなく、一度取り外したチップを再加熱して取り付ける前に
念のためチップのバックアップイメージを取得します。
この一手間を加えることで、この後の作業で万が一チップ破損が発生したとしても何度でもやり直しができるので安全です。
こちらがそのイメージです。このデータを移植しないと正常にHDDが動作しません。
今回はもちろん無事100%のデータを救出し納品させていただきました。
ご依頼誠にありがとうございました。