TOSHIBA MQ01ABD075 認識しない重度物理障害のデータ復旧事例
カテゴリ:データ救出・復旧 pcfixs_f.iino | 2021/09/25
TOSHIBA MQ01ABD075のデータ復旧事例です。
NECのノートパソコンに内蔵されていたもので、かなり強い衝撃により故障していました。
液晶はこの通り激しく割れ、HDDも衝撃により磁気ヘッドが故障していました。
こういった場合、磁気ヘッドは交換すればよいですが、衝撃によりプラッタのダメージがどの程度発生しているのかが肝になります。
クリーンベンチ内で確認したところ3番ヘッド面のプラッタに損傷があることを確認。
1回目のヘッド交換では3番ヘッドにアクセスしないように処置を行い、0,1,2からディスクイメージを取得。
その後3番面も徹底クリーニングを行って2回目のヘッド交換を実施。
クリーニングの甲斐あり、3番ヘッドからのディスクイメージも取得でき無事全てのデータを救出いたしました。
結果的には故障前と全く同じ環境で起動できるレベルでデータ復旧が可能でした。
今回は、このデータがなかったら会社が倒産するかも・・・というレベルだったそうで、データが無事復旧できた旨を伝えたところ大変お喜び頂きました。御役に立て良かったです。
この度はご依頼誠にありがとうございました。
2022年1月9日・新規ご相談の追記
TOSHIBA MQ01ABD075のデータ復旧事例です。
認識しないとのことでご依頼頂きました。
診断の結果、磁気ヘッド0番の故障を確認。
ヘッド1,2,3のディスクイメージを先に取得してから、ヘッド交換を実施しました。
交換後は無事にヘッド0番の機能も回復。
全てのディスクイメージを取得し、データ復旧に成功しました。
この度はご依頼誠にありがとうございました。