TOSHIBA PT75BBP-BJA Windowsが起動できず画面が真っ暗になる症状の修理事例
カテゴリ:ハードウェア pcfixs_k.shimizu | 2018/11/03
「Windowsが起動できない。画面が真っ暗。」
とご相談頂きました。
画面真っ暗というのが、メーカーロゴが出る前後の
どちらのタイミングかでも予想できる故障箇所が変わります。
今回はメーカーロゴまで行かず、BIOSにも入れないとの事。
こちらのお客様、他社へ持ち込んで診断してもらったマザーボード故障だが
マザーボードが手に入らない機種の為、修理不可と言われたそうです。
弊社では、故障したマザーボードを修理できるので、
マザーボードそのものが手に入らなくても修理する事ができます。
宅配でお送り頂き、診断開始!
…??
…マザーボードは問題ありませんでした。
今回の故障箇所は、内蔵SSHD(ハイブリットHDD)でした。
確かに今回の症状の出方ですと、電話などで症状を聞いただけであれば、
弊社でもマザーボードの可能性が高いとお伝えしたと思いますが、
実機診断後にその判断になる事はございません。
ちなみにSSHDはSSDとHDD両方が搭載されているもので、
SSDより低価格でHDDより高速な補助記憶装置です。
こちらが今回のSSHDです。
今回はこのSSHDの中のSSD部分が壊れておりました。
SSD部分が壊れてしまうと、データを保存しているHDDにはアクセスできない
状態となり、Windowsの起動も中のデータの取り出しも全くできなくなります。
ただし、弊社では専用の設備を使用し、確率された技術もある為、
今回も問題無く全てのデータを復旧する事ができました。
HDD側はキレイな状態でしたので、Windows環境ごと復旧でき、故障前の状態に戻せました。
お客様と相談し、せっかくだからとSSDへ換装する事となりました。
直らないと言われたパソコンが直り、動作もサクサクになりとてもお喜び頂けました。