Western Digital WD Elements 2TB 重度物理障害のデータ復旧事例
カテゴリ:データ救出・復旧, 外付けHDD pcfixs_f.iino | 2019/06/03
WD Elements 2TBのデータ復旧事例です。
WDのポータブル外付けHDDですが、内蔵されていたHDDの型番はWD20NMVW-11EDZS6です。
大手データ復旧業者3社に見積をとった後、最終的に弊社にご依頼いただきました。
各種で磁気ヘッド損傷との診断を受けているとのご説明でしたので、早速HDDを開封したところ中はひどい状態でした。
リングスクラッチと言って、同心円状に筋が何本か入っているのがお分かりになりますでしょうか。
かなり致命的な状態ですので、この状態でデータ復旧不可と判断を下すデータ復旧業社は多いはずです。
ただし、弊社ではこの損傷しているプラッタ部分をバイパスし、残りの正常プラッタからはデータ救出を試みることが可能です。
(モデルや損傷面数、救出対象のファイル形式によっても対応可否は変わります)
今回はプラッタ4枚、面裏で8面のうち1面は欠けてしまいますが、7面分の約87.5%のデータは理論上取得可能です。
データ復旧作業の結果ですが、約85%のデータを救出することができました。
このように、他社復旧不可品などもお受けしております。
最近では大手データ復旧会社で復旧不可となったもの、誤診により高額見積になったものを、弊社で適正な技術と価格で再対応させて頂くことがかなり増えてきました。
データ復旧でお困りの際は、まずはお気軽にご相談ください。