【Western Digital WD20EARS】異音がして認識しない症状のデータ復旧修理事例
カテゴリ:データ救出・復旧 pcfixs_f.iino | 2021/03/06
WD20EARSのデータ復旧事例です。
Fujitsu製PCに内蔵されていたHDDとのことで、メーカーのデータ復旧サービスに依頼したものの、全然データが救出できておらず、なんと高額なデータ復旧費用も満額支払ったそうです。
メーカーがそんな対応をするのか?
とも思ったのですが、確かに本当にメーカーにご依頼された様子。
なおメーカーではHDD自体を分解してデータ復旧を行なったとのことですが、驚くべきことに一切分解された形跡はありませんでした。
メーカーから納品されたデータ復旧結果も確認しましたが、確かにほとんど破損している状態でした。復旧率でいうと10〜20%というところでしょうか。
なぜそのようなデータ復旧結果になったのか?障害HDDの状態と納品結果を照らし合わせることで大体推測できてしまうのですが、データ復旧の機材を正しく使いこなせていないように思われます。どのような事情で、基本的な知識がない人間がデータ復旧サービスを担当しているのかは知る由もありませんが、高額な費用をとる以上はしっかりした体制を構築して頂きたいものですね。
さて、弊社で改めてデータ復旧した結果は良好です。HDDを分解してヘッド交換(当たり前ですが本当に分解しています)、ファームウェアの調整を行うことでほぼ全てのデータが救出可能でした。
PCメーカーだからといって、信頼して依頼することはできないように、データ復旧サービスは、対応業者により復旧結果・提供価格が全く異なります。
弊社では、高い技術力と提供価格を評価され、PC修理同業者、データ復旧同業者、大手PCショップなどからも継続的にデータ復旧のご依頼をいただいております。
データ復旧業者をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
WD20EARSのデータ復旧事例です。
異音がして認識しないとのことでご依頼いただきました。
診断の結果、磁気ヘッド故障による重度物理障害を確認。
クリーンベンチ内で部品交換し、無事データを救出させて頂きました。
この度はご依頼誠にありがとうございました。